出演:・フォークダンス(片瀬フォークダンスサークル)
・羽柴修弁護士「私たちのくらしと憲法9条」
・スタンダップコメディアン・松元ヒロ ソロライブ
於:三木市文化会館小ホール
昨年の「結成のつどい」からちょうど丸1年が経った「みき9条の会」。今回の「1周年のつどい」は、三木市文化会館小ホール(534席)という昨年よりぐっと大きな会場で取り組んでみようということで、大きな挑戦になりました。
さて当日までは、券売りの取り組みが思うように拡がらず、取り組むスタッフ一同大変気を揉み、どうなるかと心配しましたが、当日はスタッフ、出演者、参加者などあわせて約300名が参加、最後のほうは、用意していたパンフレットが足りなくなるという事態になるほどでした。
それでは当日の様子を振り返りながら・・・。
☆会場の様子☆
正面玄関には大きな看板。 |
横断幕は道路からも目立ちました。 |
受付には日本国憲法全文が・・・。 |
第1部のオープニングは、片瀬フォークダンスサークルによる素敵なダンスで幕開け。
フォークダンス=学生時代に体育祭で踊った「オクラホマミキサー」「マイムマイム」と思った方には、びっくりだったのではないでしょうか。フォークダンスとは字の如く「民族舞踊」で、世界各地の様々な伝統舞踊をされておられるそうです。
←1曲目「モルダヴィアン・ホラ」(旧ソ連)。
2曲目「ラ・ブルーハ」(メキシコ)。→
たくさんの人数でステージを華やかに飾っていただきました。それぞれ衣装(手作りだそうです)も美しく、「様々な民族の文化が花開く、平和な世界」を象徴したようなオープニングになりました。
次に、みき9条の会を代表して、赤松彰子からのあいさつ。「未来に生きる子どもたちに、きれいな地球と憲法9条をのこしたい」など、9条を守る輪を広げようと訴えをしました。
そして前半プログラムのトリをとっていただきました、兵庫県弁護士9条の会事務局長の羽柴修弁護士。「私たちのくらしと憲法9条」と題して、今巷に広がっている雇用問題、貧困問題、そしてアフガンやパレスチナで起こっている武力行使の問題と「憲法9条」を、たった30分という短い時間で、簡潔に、わかりやすくお話して下さいました。
そして短い休憩を挟んだ後の第2部は、お待ちかねの松元ヒロさんのステージ。
三木では、以前2007年に公演されて以来の2度目のステージということで、会場には「松元ヒロさんを見に来た」という方も多くおられ、大いに盛り上がりました。
今回も麻生総理や、中川元財務相などのタイムリーな時事ネタで爆笑続き。あっという間の1時間で、ラストには全国の9条の会などで評判の高いコント「憲法くん」を見せていただきました。「法律が私たち自身を縛るのに対し、憲法は私たちが国に対して“こうしろ”とか“これはするな”を書いたもの」というヒロさんの説明に、「初めて知った」「なるほどと納得した」などという声が多くありました。
最後は恒例の「今日のニュースと天気予報」のマイム。ヒロさん曰く「これをやると、今日やってきたこと全部を忘れて帰られる」ほどのインパクトで、大爆笑の渦のうちに終演しました。
終演後には、たくさんの方がアンケートと賛同用紙、そしてカンパを寄せて下さいました。
今回、「結成のつどい」の3倍近い参加者で、大成功に終えることができました。参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
なお、3月から「1周年のつどい」で講演いただきました羽柴弁護士による憲法の学習会を、定期的に行なう予定です。
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